1.野球の基本的な動きは“体重移動”と“回転”

  
野球の動きには、投げる動作も打つ動作にも共通の“体重移動”と“回転”があります。
“体重移動”と“回転”が、上達のポイントです。
この基本の動作をしっかり身につけることが出来れば、野球の技術を習得することさほど難しい事ではありません。
ですから、まずは、野球のすべての基本の身体の動かし方を理解しましょう!

2.“体重移動”と“回転”の動きを軸にして

Ⅰ.ボールを投げる。
Ⅱ.ボールを捕る。
  ゴロやバウンド、そしてフライ。
Ⅲ.ボールを打つ。(バントを含む)
Ⅳ.走る。
Ⅴ.スライディング
などの動作や技術を身につけていきます。

3.動作や技術からさらに

守備で学ぶプレー


カバーリングやバックアップ、カットプレーやランダンプレーなどの仲間のミスをカバーしたり、相手に得点を許さないプレーを練習していきます。
先のプレーを予測する想像力が必要になってきます。

攻撃で学ぶプレー

ただ打つだけではなく、点を取るために戦術などを学んでいきます。
そこには、サインプレーがあり、チーム全員が共通認識のもとひとつになります。
勝手なプレーはチームワークを乱すこともあります。

4.プレー以外でやらなければならないこと

ベースコーチャー
 ランナーに守備側の動きや打球を判断して知らせます。




ボールボーイやバット引き
 ファールボールを取りに行ったり、ボールを球審に渡す。
 打者が打った後のバットを下げる。




ポイント

ベースコーチャーやボールボーイにバット引きは、試合を見ていればできるはずなのに、ほとんどの子供が出来ません。
技術がまだ未熟でも、大きな声と野球が好きであれば努められるポジションです。
これらができるということは、試合に集中して周りが見えている証拠なので、野球が加速度的に上達します。
おとうさん、お母さん少年野球ではプレー以外で見るポイントとなります。

5.野球のルールを覚える

1)ランナーになった時によくあるプレー

子供たちが野球のプレーの中で最初にぶち当たる壁が、打球のフライ(飛球)とゴロの時の判断です。
フライ(飛球)の時は、もともといた塁に戻らなければならないのですが、打者が打った瞬間に飛び出してダブルプレーになることが多いです。
それとは反対に2アウトの時に打者が打ったらフライであろうがゴロであろうが、守備側が捕球したら3アウトチェンジとなるのですから、ランナーは走らなければならないのに帰塁したりするのです。

2)守備の時によくあるプレー

フォースプレーとタッチプレーがわからない

Ⅰ.フォースプレー

ランナーが(無し)1塁・1、2塁・2、3塁・満塁の場合、打者は打ったら一塁ベースにいかなければならないので他のランナーは先の塁に進塁の義務が発生します。ランナーが到達するより先にその進塁しなければならないベースにボールを持った守備側のプレーヤーが触塁(踏む)することです。 (フライを落球すると同様のプレーが必要になります。)

Ⅱ.タッチプレー

 

後ろの塁(ランナー2塁の時の1塁など)にランナーがいないときは進塁の義務はないので、次の塁にいっても元のいた塁に戻ってもいいので、タッチしなければなりません。(ランナー1塁の時は、打者に一塁ベースの優先権があるので、1塁ランナーは進塁の義務があります。)





このように、野球のルールは難しいです。(文章にするとややこしい。)
他に振り逃げやインフィールドフライなど知らなければならないルールがあります。
ルールを知らないか?知っているかで全く違う結果になるのが野球です。

6.少年野球にチャレンジする子供は、本当に凄いですね!

 

体重移動から回転運動を基本とした『投げること』、『捕ること』、『打つこと』にはじまり、各種プレーヤルール。
やらなければならないこと、覚えなければならないことがたくさんあります。

全て教わろうとせず自分でも野球を勉強し、自主練することが上達の条件です。

野球は、一人ひとりが主役になる時があります。
打者の時と、守備で打球を処理するときはもちろん、ベースコーチの時もそうです。
その他大勢というう競技ではなく、スポットライトを浴びる瞬間があります。

その時に備えて活躍できるように日々頑張りましょう!

〈独り言です〉
これだけやらなければならないとなると練習時間もそりゃ長くなるわと(´;ω;`)ウッ…。
言い訳しながら( ´艸`)