1. はじめに:少子化と少年野球チームの現状
少子化が進む中、少年野球のチーム運営も厳しい状況に直面しています。
選手不足によりチームが存続できないという問題は全国的に広がっており、
合併や統合を進めることが避けられない現実です。
私たちの地域でも、選手数の減少を受けて、複数のチームを統合し、活動しています。

2. 合併の経緯と新チーム作り
新たなチームの結成に向け、保護者や指導者の協力を得て、
選手たちのために良い環境を整えることを目指しました。
初めはスムーズに進んでいたものの、一部の保護者の中に、
自分の子供が試合に出られなくなる懸念などを持つ方が出てきました。
私は子どもたちに寄り添い、勝利だけではなく、
彼らの成長と楽しさを大切にすることを念頭に置いて指導をしていました。

3. デマによる指導者解任という悲劇
しかし、ある日、一部の保護者から「体罰を行った」という根拠のないデマが
日本体育協会(スポーツ協会)や地域の少年野球連盟と学校に法テラスを利用して
(実際には法テラスを語っただけ)文書が送付されました。
その保護者は、チームの半分の保護者を既に取り込んでいました。

この噂は瞬く間に広がり、事実確認が十分に行われないまま、
私は指導者としての立場を失いました。
このような不当な解任に対して、チーム内では混乱が生じ、
結果的にチームは分裂してしまいました。

追い出された私と私についてきてくれた家庭の子供たちは
結果的に野球を続けることはできませんでした。

4. 軟式野球連盟からの支援がなかったこと
指導者としての名誉を守るため、
私は軟式野球連盟にも助けを求めましたが、
何の対応も得られませんでした。
連盟からの支援や調査がなかったことは、
さらに私を孤立させる結果となりました。
指導者として子どもたちのために尽くしてきた年月が、
一瞬にして奪われたように感じました。

5. この出来事から学んだこと
この経験を通して痛感したのは、デマがどれほど人を傷つけ、
チームを壊す力を持っているかということです。
また、適切なサポート体制がない中で、
指導者としてどのように身を守るべきかを考えさせられました。
事実を大切にし、冷静に対応することの重要性を感じています。

6. 未来に向けての希望と課題
この出来事を経て、私は再び子どもたちが楽しく
成長できる環境を作りたいと強く感じています。
同時に、スポーツの現場で指導者や選手が適切に
守られるシステムの必要性を改めて感じました。
今後も、健全な少年野球の環境作りに向けて情報発信を続けていきたいと思います。

終わりに
指導者としての決断と別れ
デマによって指導者の立場を失っただけでなく、
チームの分裂を目の当たりにした私は、
これ以上チームや子どもたちに迷惑をかけないために、
少年野球の指導者としての道から身を引く決断をしました。
これまで多くの時間と情熱を注いできたチームや子どもたちとの別れは、
私にとって非常に辛いものでしたが、この決断が最良であると信じています。

私自身、まだ心に傷が残ったままです。
そのデマを流した人物が監督になりたかったことも知りました。
(実際なれたようです。)
この事が起きてから数年になり、
大変な思いをされてる指導者の参考になればと思い記事にしました。
デマや不当な解任によって野球から離れてますが、子どもたちの未来のために、
指導者としての誇りを取り戻し、再びグラウンドに立てる日を目指しています。