軸足に体重を乗せていくときに股関節に体重を乗せることが大切になります。
股関節に体重を乗せることで、膝の位置が安定して体重移動がスムーズにできるようになります。

1.軸足だけで立つ

Ⅰ.軸足の前にボールを置いて

 
軸足だけで立って、膝が外側に曲がらないで体を真っ直ぐに保つよう意識しながら、ボールを取ったり、置いたりします。

ポイント

〇ボールを取ったり置いた後は真っ直ぐ立つこと。
〇身体が左右前後にグラついてバランスを崩さなくなるまで練習しましょう!
〇膝が出来るだけ外側に向かないようにする。

1日10回くらいが目安。

Ⅱ.台に軸足だけで乗る

注意

・頭から腰が真っ直ぐの状態で足をお下ろしていく。
(頭の位置がキャッチャー側に倒れないこと。)
・軸足の膝がグラグラしないようにする。

この練習は体重移動のタイミングを掴む練習にもなります。
1日10回くらいが目安。

※太もものみがしんどくなっている場合は、注意してください。
 股関節に体重が乗っていれば軸足のお尻辺りに“きつさ”を感じるはずです。

2.バックステップして軸足に乗る

バットを持って構えます。

  1. 一歩捕手方向にステップする。
  2. 軽くジャンプして一歩後ろへステップする。

  3. 軸足一本で静止する。
  4. できるだけバランスよく軸足一本で立つ。

    ポイント

    一発でバランスが取れるようになるまで繰り返し練習しましょう!
    軸足に乗る感覚を掴めるようになるまで。

  5. スイングする。
  6. 軸足に乗って静止できるようになったら、そこからスイングします。

3.片足スイング

〇軸足一本でスイング
重心を下ろし十分にエネルギーをためてからスイングする。

目的は違いますが、踏み出し足側一本でスイングもしてみてください。

ポイント

・地面を押す感覚で上方へ伸びあがるようにスイングします。
・スイングし終わった後、反対側の足を着いてもOKです。
1日5~10回くらい

4.股関節に体重を乗せるための素振り

  

  1. バットを軸足側の地面に置く。
  2. 軸足一本で立つ。
  3. ホームベース側を向いたままバットをとって、
  4. ピッチャー側の手でバットを取る

  5. スイングする。

1日5~10回くらい

5.足踏みスイング

  1. 足踏みする。
  2. 前足➞後ろ足➞前足➞後ろ足

  3. 軸足に体重を乗せて、
  4. 後ろ足(軸足)に2~3秒貯めるように体重を乗せる。

  5. スイングする。