目次

1.小学生のトレーニングは成長を止める??


トレーニングのイメージって何ですか?
ダンベルを持ち上げたり、重りを足に巻いたりして身体に負荷をかけるきつい筋トレを想像すると思います。

もちろん、体幹を鍛える軽い筋トレも必要ではありますが、小学生のトレーニングは、“運動神経を伸ばす”ことが目的となります。
多くの動きを覚えたり、体を動かすことをトレーニングというよりも『遊び感覚』で行います。

  1. 自分の身体をコントロールするため。
  2. 身体の感覚を高めて動きをよくする。
  3. うまく身体を使えるようにする。

このような目的のトレーニングをすることで、色々な動きの吸収が早くなり、技術習得のスピードを上げていきます。

2.12歳頃までに運動神経は、ほぼ出来上がる


スキャモンの発育発達曲線をご存知かと思いますが、神経系の発達は、0歳から12歳頃までにどんどん上昇していきます。
この神経系が大きく成長する時に、多種多様な動きをするトレーニングが、とても効果があるのです。
このように運動神経は、生まれ持ったものではありません。
運動神経やセンスと呼ばれるものは、12歳までに色んな動きをすることで変えられるのです。

早い段階から始めた方がいい!

早く始めた方がいいのにも関わらず、「まだ、いいや」とほっといたり、「運動が苦手だから特にやらなくても」とか「外で遊んでるから大丈夫」と言ってると神経系の発達が12歳でほぼ大人の水準になるので、高校生くらいになったときには手遅れになってしまいます。
また毎日、外で遊んでいても“遊ぶ内容”に偏りがあるので、運動神経を伸ばすことにはつながらないことがほとんどです。

3.最初からできる野球の動きは、ほとんどありません


野球を始めた時は、ボールを捕る動作ひとつにしても、ボールを落としたり、グラブを上から追いかけるように動かしたりして、捕ることはなかなかできません。
ボールを打つことにしても、タイミングが合わなかったり、ミートする位置が違ったりして打つことがなかなかできないものです。
ボールを捕ったり、打ったりするためには、ボールの位置を認識する必要があります。
ボールがある場所を認識してタイミングよくグラブを出して掴むことやバットを出して捉える事が大切になってきます。
これらの動きを段階的に止まってるボールから始め、山なりのボールへと実際に近い動きを身につけることで、本来の動きをマスターしていきます。
目で見て判断し、身体をコントロールし、感覚を高めて動きをよくしながら上手に体を使えるようになっていくのです。

ですから、“運動神経を伸ばすトレーニング”が大切なのです。

4.楽しく行えるトレーニングの代表的なものは


トレーニングのほとんどは、欧米から伝わってきます。
日本はトレーニング後進国と言えそうですね。
アメリカでは、小学生のころからトレーニングをパフォーマンスアップのために取り組んでいるらしいです。
何のためにどんなトレーニングをするかが重要になってきます。
その中で取り組みやすいトレーニングを3つほどあげておきます。

  1. 虫取り網ボールキャッチ
  2. ラダートレーニング
  3. マリオネット

5.トレーニングをすると学力が上がる!?


学力は、勉強して頭で覚え、運動は体に覚えこますと思っていませんか?
運動から得られる効果は、体力や技術の向上効果しかないと・・・。
本当に勉強ができる子は1日に何十時間も勉強していません。
友達にもいませんでしたか?
いつも一緒に遊んだり行動を共にしているのに「こいつ、いつ勉強しているんだ?」というくらい頭の良い友達が。
運動と学力には相関関係があります。
身体の動きをつかさどっているのは“脳”です。
運動も勉強も『頭=“脳”』を使っているのはわかりますよね!?
運動をすることによって脳が活性化されて集中力が増し、吸収される情報量がとてつもなく増加することにつながっています。
集中力が増すので、ダラダラ勉強してたのが、同じ勉強量でも短時間でよくなります。

ただ、鍛えるだけのトレーニングとは違い、心配な身長が止まったりすることは決してありません。
運動神経を伸ばすトレーニングをすることで学習能力の向上が期待され、身長が止まるどころか伸びることもあるのです。