保護者間のトラブルが一番厄介です。自分たちは、こうならないようにという願いを込めて実際にあった体験談を紹介します。
少年野球の親が引き起こすトラブルや揉め事の実体験談!解決は難しい。
少年野球の強豪チームは親の競争の方が熾烈!監督やコーチへのハンパない工作の実態
我が子の野球チームで起こっているギクシャクした人間関係
これは我が家の小学生の息子が入っているミニ野球チームでの話です。
現在ちょっとある保護者同士が揉めあっています。
一人はA君で、スポーツ全般が得意で活発、社交的な男の子です。
お母様も同じく社交的なタイプで、いつも保護者の中心になって話をしているような方です。
もう一人はB君で、彼もまた活発で野球も上手ですが、最初から何でも出来ると言うよりはコツコツと努力するタイプです。
お母様は結構教育熱心そうなタイプです。
この二人の保護者があからさまではないもののちょっと揉めています。
どうやらそもそもの原因はコーチの教え方だったようで、A君のママが、コーチはB君にばかり目をかけて熱心に指導しているようだ、AにはB君のような指導はしてくれていない、先生に気に入られると得よね、と言う話をしていました。
確かにきちんと話を聞いて教えた分だけ身につくB君に熱を入れている感じはありましたが、そこまで贔屓しているようには感じたことはなかったですし、A君はスポーツ万能だけれどコーチの話を聞かないこともよくありました。
なのでそういった点が指導や成長に差が開くことになっているのではないかとはたから見れば思うのですが、A君のママはそれが気に入らなかったようで、いつの間にかB君とそのママをライバル視するような感じになっていました。
A君のママはちょっとプライドも高そうな人なので、周りの保護者達も今までなんとなくA君を持ち上げるような褒めるような会話をしていたので、今回も当たり障りなくなんとなく話を合わせていました。
実際にA君もスポーツ万能なので周りの子よりはうまいのですが、A君ママもそれを自慢に思っていたところがありました。
そのように当たり障りなく同調したりしていたら、A君のママはどんどんB君に対して批判的なことを言うことが多くなり、B君のママもさすがにその雰囲気に気が付いて二人の間の空気がとても悪くなってしまいました。
そして、ついにA君のママはコーチに直接指導の件を言ったようなのです。
しかもそのいった内容が、「他の保護者全員が怒っている。みんな平等に指導すべきだ。」といった内容だったので、私達関係のない保護者まで少し巻き込まれる形になってしまいました。
こちらは何とも思ってもいなかったのに、コーチとも気まずくなってしまい、本当に周りが迷惑です。
B君のママは特に何か言い返したりすることはないのですが、A君のママは相変わらず悪口を陰で言ったり明らかに挨拶がそっけなかったりするので、正直他の保護者達もうんざりし始めています。
その影響か、最近はA君自身もB君をライバル視していて、何かにつけて張り合っている様子が見られます。
お互いの技術があがっていくことはいいことかもしれませんが、この嫌な空気に毎回疲れてしまいます。
A君ママとB君ママの間の微妙な空気感は今も相変わらずですが、とりあえず今はこれ以上A君のままが余計なトラブルを起こさないように周りが話を合わせてあげるしかないのかなと言った状態です。
本当に自分勝手でチームの人間関係をぎくしゃくさせられて困っています。
我が子の活躍を願うのは、どの親も同じです。行き過ぎた行動で辛い目に合うのは子供です。保護者間のトラブルに第三者が入り解決するのは難しそうです。子供のためにと思っていることが、実は自分のためにやっていることに気がついて欲しいです。