目次

1.野球のスライディングはなぜするの?

〇スピードを落とさず止まるため
〇立ったままだと守備側がタッチしやすく
アウトになりやすい。
〇守備側のプレーヤーと勢いよく衝突して
ケガをしたりさせたりするリスクを回避するため。
〇さらに、野球で正しいスライディングが
出来ないと大きなケガにつながります。
私もスライディングを失敗して
骨折したことがあるくらいです。

最初は怖いかもしれませんが、スライディングの形をしっかり身につけてたくさん滑りましょう!

2.スライディングの形は

1)女の子座り?の姿勢をしてください。

2)そこから右足を伸ばして逆4の字を作ります。

〇足の形の基本は数字の“4”の反対になった形
〇お尻の半分程度が地面につく形です。

〇上半身は寝かせすぎず、立ちすぎないように!
(腰から状態の角度は45°以下が理想)
〇右足は少し浮かし気味に!
(地面についてしまうと滑らないし、ケガしやすい)

3.スライディング初心者の練習

〇家の廊下で練習する場合は、
 靴下をはくと滑りやすいです。
〇外で練習する場合は、砂場や柔らかい土の上。
〇芝や草の上
(カッパのズボンをはいて練習すると汚れませんよ!)

1)近い距離から始めましょう!

一歩踏み込んで左手をついてから
(最初は陸上のスタートのように両手をついて
 左手を軸にしてから滑ってもOKです。)
➀女の子座りのままで滑ってみます。
慣れたら
⓶右足を前に左足を後ろにして
 右足を伸ばしながら滑りましょう!

2)軽く助走をつけてスライディングしましょう!

慣れてきたら一歩二歩とドンドン距離を離してください。
15mくらいの距離をスピードを緩めずに走って
スライディング出来るようにしましょう!
※滑ることの恐怖心がなくなり楽しくなればOKです。

3)紐を張った下をスライディングしてみましょう!

腰くらいの高さの位置に紐を張ってスライディングしながらくぐります。

とにかく『スライディングの形』を徹底して覚えましょう

5.スライディングの時の注意点や体勢


〇走っている頭の高さより上に飛び込まないで、
 地面にめり込むように滑る。
〇左半身が下になるようなスライディングが理想。
(左回りでベースを回るため)
(左手は地面についてもかまいません。)
〇上体が起きているとお尻の接地面が大きくなり
 ブレーキがかかってしまいます
〇背中をつけてしまうとブレーキがかかってしまい滑りません。
〇仰向けよりもベースに斜めから入るイメージで
〇ベースには捻りを入れながら足を伸ばす。
(身体を捻じった方がよいスライディングになります。)
〇ベースの3m手前から2mくらい滑りましょう! 
※上方向に飛びたがるので気を付けて下さい

スライディングの種類

ストレートスライディング


最も一般的なスライディングです。
滑り込んだ後、すぐ立ち上がることもできます。

フックスライディング


野手のタッチをかわすためにベースの角に
スパイクの先をひっかけるスライディングです。
足以外にも手でタッチしたりする場合もできるようになります。

ヘッドスライディング


頭から突っ込んで両手を伸ばして
ベースタッチするスライディングです。
※ケガのリスクがあるので帰塁以外は、
 禁止にしているチームが多いです。