目次
1.猫背が野球のパフォーマンスを低下させる!?
人間のもともとの筋力は、腹筋と背筋を比べると3:7で背筋が強いため肩甲骨が外側に開いてしまうように見え背中が丸まってしまいます。
いわゆる猫背ですね!
腹筋が弱いので身体の構造上、仕方がないのかもしれませんが、踏ん張ったりすることが出来ずに身体に負担がかかります。
それではバランスが悪く、ボールを投げる動作のテイクバックで手を上げることが出来にくくなってしまうのです。
肘が上がらず、後頭部まで手が上がってこないので『猫投げ』になってしまうのです。
これでは、肘や肩の故障になりますし、十分なパフォーマンスを発揮できません。
なんか、投球動作がおかしい??
なにか動きが変??ぎこちない・・・。
野球をする上では、致命的な“猫背の姿勢”は健康のことも考えると良いことはひとつもありません!!
2.普段から姿勢を意識しましょう!
野球の時だけ姿勢を意識するのではなく、普段の生活でも『猫背を直そう!』、『良い姿勢になろう!』と意識することです。
子供が猫背を見かけたら
「猫背になってるよ!」
「姿勢を直しなさい!」
と声をかけてあげてください。
注意
姿勢を直そうとして胸を張るような姿勢にするのでは、意味がありませんので注意願います。
オードリーの春日のような姿勢では、肩回りの筋肉が動きにくくなってしまいます( ^)o(^ )
力を入れて胸を張るのではなく、ごく自然な形の姿勢になるように心がけてください。
椅子に座っている時にも・・・
椅子に浅く座って、背もたれによしかかる姿勢はご法度です!
ダラ~とした姿勢でいると股関節にも影響が出て、上手く曲げることが出来ずにバッティングやピッチングの時に股関節に体重を乗せたりすることが出来なくなってしまいますよ!
3.真上に手を伸ばす体操
立ったままラジオ体操の深呼吸をしよう!
- 真上に両手を伸ばす
- ゆっくり手を下ろす
- 2~3回繰り返す
頭が上に引っ張られるイメージで!
4.1本足で立つ
右足、左足それぞれの足1本で直立する。
- 膝をへその高さまで上げる
- ピッチャーが投げる時と同じように!
- 5秒間静止
- 上げた足を戻す
姿勢は真っ直ぐ
姿勢を正すためなので短くていいです。
真っ直ぐの姿勢のままを意識して。
背中が程よく伸びているのが分かれば良い姿勢
5.姿勢をよくするためにのトレーニングを!
Ⅰ.一番おすすめなのが体幹トレーニングです
体幹トレーニングは紹介してますので参考にしてください。
その体幹トレーニングの中でも
〇フロントブランク
〇サイドブリッチ
〇水平クランチ
〇手足クロス上げ
〇バックエクステンション
は、特に重点的に!
Ⅱ.定番の腹筋&背筋
A.腹筋
腹筋のトレーニングは、色々ありますがボールを使用しましょう!
ボールを落とさないことと踵を床につけないように!
B.背筋
C.バランスボールを椅子代わりに使う!
座ってバランスボールに慣れるだけで姿勢が自然と良くなります。
バランスを取るために筋肉に自然と正しい力が働き、効果的な全体運動ができるところでしょうか!
もちろん転倒には気を付けて下さい。
ポイント
・体に合ったサイズを使いましょう!
・慣れるまで空気は少なめに!
6.まとめ
姿勢が悪いと送球動作のほかに守備の姿勢が安定しなかったり、バッティングの時に“タメ”が作れなかったり良いことがありません。
さらに野球の重要な動作のひとつでもある“回転動作”にも影響が出てしまいます。
背筋に比べ腹筋が弱いのが人間の体の特徴でもあるので、体幹トレーニングや腹筋トレーニングで
を鍛えることは大切ですね!